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SUPはとっても楽しいスポーツなのに嫌われるって聞くとなんだかちょっと悲しい気持ちになりますよね。
せっかくSUPを楽しんでいても「嫌われてるのかな・・・」って考えたら楽しく遊べない。
確かにSUPは後発のスポーツなので邪魔もの扱いされることもありますが、ほとんどがルールやマナーを守らすに遊んでいる事が原因です。
ルールやマナーを守る事はSUPだけに限った事ではありません。
この記事ではSUPをしたいひとだけでなくみんなが楽しく安全に遊ぶためのルールやマナーを解説していきます。
しっかりルールやマナーを守れば「嫌われてるかも」なんて考えずにSUPを楽しむ事ができます。
もくじ
SUPが嫌われる理由
SUPを始めたいけどSUPは嫌われるって聞くとちょっと不安になりますよね。
SUPが嫌われる代表的な理由をわかりやすく解説していきます。
流されやすく事故が多い
SUPはボードが大きく浮力が高いため風が強いと簡単に流されてしまいます。
2021年にはSUPの事故が68件発生していて、その9割が自力で帰還できない事故だったそうです。
特に最近では手軽にSUPボードを購入できるようになったので、一度もインストラクターに教わる事もなくSUPをしてしまうひとが増え事故につながっています。
事故が増えていることがSUPが嫌われてしまう原因の1つとなっています。
>>人気上昇のSUP、事故も急増…9割が自力で帰れず・初心者は風速3mで制御不能に
船から見つけにくい
船の上からだとSUPで遊んでいる人は実は見えにくく、特に海など波があると海面がフラットではないので見つけにくいです。
実際に漁船との衝突事故も発生しており、SUPが嫌われる原因となっています。
漁船が航行している場所ではSUPをしない事はもちろん、海でも目立つ色の服装を着用したり複数人でSUPをするようにしましょう。
サーフィンよりも波に乗りやすい
SUPは浮力が高くテイクオフが早いため、サーフィンよりもたくさん波に乗る事ができます。
また、ボードの上に乗って波待ちをするSUPはセットを見つけやすいだけでなく、目線の低いサーファーに威圧感を与えてしまいます。
そのため、サーファーからSUPが嫌われる原因となってしまいます。
釣り人の邪魔になりやすい
釣り糸ってSUPからは全然みえなくて釣り糸に気づかずに通過してしまい釣り人の邪魔をしてしまう事があるので、嫌われてしまう原因になります。
SUPを楽しむ時は釣り人の邪魔にならない場所で遊ぶようにしましょう。
SUPサーフィンを楽しむために必要な事
SUPサーフィンを楽しむ時は、サーフィンのルールやマナーを守る事がとっても大切です。
みんなが楽しく波乗りができる事はもちろん、衝突事故などの危険を回避するためのルールなのでしっかり守りましょう。
波は譲り合う
SUPはサーフィンと比べてテイクオフが早くたくさん波に乗る事ができます。
- SUPの方がボードが大きく浮力がある
- ボードの上に立って波待ちをするのでセットを見つけやすい
SUPだけがたくさん波に乗ってしまったら、サーファーは波に乗る事ができず楽しめなくなってしまいます。
SUPだけに限らず譲り合う気持ちが大切です。波は譲り合ってみんなが楽しめるように配慮をすることを心がけましょう。
サーファーと距離を取る
サーファーとは距離をとって波待ちをするようにしましょう。
SUPはボードの上に立って波待ちをするのでサーファーよりも目線が高く、サーファーに威圧感を与えてしまう場合もあります。
見下ろされたら嫌だよね
お互い気持ちよく波乗りを楽しむためにもサーファーとは距離を取って、近いなと感じたら膝立ちで波待ちをするようにしましょう。
また、距離を取れない位混雑している場合は無理に海に入らず、空くまで待つようにしましょう。
混雑している時に大きなSUPボードが飛んで来たらと思うと、サーファーじゃなくても怖いですよね。
自分のスキルに合った波で遊ぶ
波のサイズがあがるとテンションも上がりますよね!
でも、自分のスキルでは乗れないような大きな波の時に入水をするのはとっても危険です。
特にサーフィンよりも浮力のあるSUPは波を超えて沖まででるのにとっても時間がかかってしまいます。
波打ち際でもたもたしていると他のサーファーに迷惑をかけてしまい、最悪の場合衝突事故につながってしまう可能性があります。
自分が安全に楽しめるコンディションの時に波乗りを楽しむようにしましょう。
サーフィンのルールを守る
SUPサーフィンを楽しむ時は必ずサーフィンのルールを熟知するようにしましょう。
みんなが安心・安全に波乗りを楽しむために必要なルールですので「めんどくさいから」は通用しません。
- 1つの波には1人しか乗らない
- すでに波に乗っている人の進路上でテイクオフしない
- 沖に出るときは波に乗っているひとの進路を妨害しない
- リーシュコードは必ずつける
- 詳しいルールはこちらNSA:SURFER’S RULE&MANNER
SUPをヨガやクルージングで楽しむために必要な事
SUPでクルージングやヨガをするととっても気持ちいいですよね!
でもルールを守って楽しまないと、最悪の場合沖まで流されて帰還できない場合もるので注意が必要です。
ライフジャケッドを着用する
めんどくさがってライフジャケットを着用しないひともいますが、自然相手に遊ぶアクティビティーなので何が起こるかわかりません。
万が一の時にライフジャケットがあるかないかで、生存率は大きく変わってきます。
波が高い時にずっとボードに乗っていられないよ
自分の体力を過信せずライフジャケットを着用するようにしましょう。
天気(特に風速・風向き)を必ず確認する
当日の天気予報は必ず事前にチェックをするようにしましょう。特に風向きや風速を必ず!絶対!マストで!確認をしてください。
SUPは浮力が高く風が強い日は簡単に沖に流されてしまいますし、ボードが風に煽られてしまって持ち運びも難しくなってきます。
浮力が高い浮き輪って簡単に流されちゃうのと同じ
風速が3m/sを超える場合は残念ですがSUPを諦める判断が大切です。
また、風が陸に向かって吹いているか(オンショア)沖に向かって吹いているか(オフショア)もしっかり確認しましょう!
風が陸から沖に向かって吹いている場合は特に流されやすく、帰還が困難になる可能性もあるので注意です。
>>人気上昇のSUP、事故も急増…9割が自力で帰れず・初心者は風速3mで制御不能に
スマホを所持する
スマホは防水ケースに入れて必ず持ち運ぶようにしましょう。
万が一流されてしまって帰還が困難になった場合、スマホがあれば救助要請ができます。
海の事故の救助要請は「118」って覚えておきましょう
自分の体力を過信しない
自分の体力を過信せず余裕をもってSUPを楽しむようにしましょう。
特に帰りは行きで体力を使いすぎると帰りの体力がなくなってしまい帰還が困難になってしまいます。
「行きの体力1/3,帰りの体力2/3」位の気持ちで余裕をもって遊ぶようにしましょう。
SUPができる場所か必ず確認しましょう
SUPだけに限った事ではありませんが、好き勝手にどこでも遊んでいいわけではありません。
遊ぶ地域やポイントによってはSUPが遊べない場所もあるので、必ず事前に確認をしてから遊びましょう。
海
海でSUPを楽しむ時にどこかに申請をして許可をとる必要は基本的にありませんが、近くのサーフショップなどで遊んでいい場所か確認をしましょう。
特にSUPサーフィンを楽しむ場合はSUPサーフィンをしてはいけないエリアなどがポイントで決まっている事があります。
確認をせずにSUPサーフィンをしていると注意されることもあります。
お互い気持ちよく安全にSUPサーフィンを楽しむためにも、初めて行く場合は必ずサーフショップに確認をしましょう。
川
川でSUPを楽しむ時にどこかに申請をして許可をとる必要は基本的にありませんが、地域や河川管理者によって禁止エリアなどを設けているところもあります。
船が通る川は危ない
確認をせずに遊びに行って禁止の看板を見て落胆しないためにも、事前に河川管理者に確認をするようにしましょう。
湖・ダム
湖やダムでSUPを楽しむ時には事前申請が必要です。事前に湖やダムの管理者に許可をとるようにしましょう。
許可を取るのがめんどくさかったり管理者がわからない場合は強行突破せず、SUPツアーを利用するようにすれば安心です。
SUPがしたくて湖畔でキャンプをする場合もしっかり確認しましょう。
ルールやマナーを守って楽しく遊びましょう
SUPは後発のスポーツでまだまだ認知度の低いスポーツなので、邪魔もの扱いされるケースもあります。
でも、そのほとんどがルールやマナーを守らず(知らず)にSUPをしている事が原因で、SUPに限らずルールヤマナーを守る事はとっても大切!
素直に謝る気持ちも大切
また、はじめてSUPをする時はガイドさんやインストラクターさんと一緒にSUPを楽しむ事をおすすめします。
安心安全にSUPを楽しめるのことはもちろん、SUPを楽しむための注意点やポイントごとに気を付ける事を教えてもらえます。
SUPは遊び方も幅広くとっても楽しいスポーツなので、みんなが楽しく・安全に遊べるように、SUPができるポイントやルールをしっかり確認して楽しく遊びましょう。