海で拾った流木の洗い方や塩抜き方法は?誰でもできる処理方法や時間を解説

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海岸でステキな流木を見つけて持って帰ってきたけど、流木ってそのまま使っていいのかと悩みますよね。

流木はきちんと洗浄してアク抜きをしないと目に見えない微生物がついていて不衛生だし腐敗の原因になることがあります。

また、海を漂流していた流木は完全に塩抜きをすることができず、使用用途が限られていて注意が必要です。

この記事では海で拾った流木の洗い方やアク抜きなどの処理の方法やかかる時間をわかりやすく解説しています。

最後まで読んでもらえれば流木の処理が完了できるので、多肉植物の寄せ植えやステキなインテリアを作ることができます。

海で拾った流木は完全に塩抜きができない

海で拾った流木の処理として「塩抜き」と「あく抜き」は同時に処理をすることができます。

でも海で拾った流木はどんなにしっかり処理をしても「完全に塩分が抜けきれない」と言われています。

塩抜きができているかを判断できる道具等もないのでどんなに長時間塩抜きをしても確実ではありません。

アクアリウムなど使えない

完全に塩抜きができているか判断ができないので、アクアリウムなど生物が入っている水槽には海で拾った流木は使えません。

アクアリウムで流木を使いたいひとは、川や湖などの流木か市販のものを使うようにしましょう。

多肉植物の寄せ植え

多肉植物は生息地が海岸などの塩分が高い場所だったりするので、ある程度塩分があっても大丈夫な種類もあります。

インテリアは問題なく使える

インテリアには問題なく使うことができます。

川や湖で拾った流木と比べて色が白っぽくあじのあるインテリアを作ることができます。

流木の洗い方

皮はとる

拾ってきた流木に木の皮がそのままついていると腐敗の原因となりますので、あく抜きをする前に剥がしておきましょう。

硬くて剥がしにくい場合は水につけておくと柔らかくなって剥がしやすいです。

たわしを使ってしっかり洗う

海で拾った流木は白っぽくあまり汚れがついていないように見えますが、たわしなどでこすると水が濁るくらい汚れています。

特に個性的な形をしている流木はとってもかっこいいのですが、くぼみに汚れや砂がたまっているのでいらない歯ブラシなどを使ってしっかり汚れを落としましょう。

もしおうちに高圧洗浄機があると、流木を洗う作業が効率よく行うことができます。

とはいえ、趣味の範囲で拾って楽しむ程度の流木の数であればわざわざ高圧洗浄機を買う必要はもったいないのでやめましょう。

流木のアク抜き

大きな流木の場合は大きい高圧洗浄機や広いスペースが必要ですが、小型の流木だったらおうちにあるものや100円ショップなどで購入できるもので簡単に洗浄ができます。

アク抜きの必要性

流木のアク抜きとは、流木に含まれるフミン酸・フルボ酸などの『腐植酸』と呼ばれる成分を取り除く作業のことです。

「腐植酸」は生体には影響はありませんが、水が濁ってしまうのであく抜きが必要です。

また、海で拾った流木は虫などが付きにくいですが、目では確認できない雑菌や害虫・寄生虫などがついている場合もあります。

アク抜きをすることで雑菌などを取り除き衛生的に流木を長持ちさせるためにアク抜きをしましょう。

水につけ置きする

バケツなどに水をはってその中に流木をつけて、毎日水を取り替える方法です。

一番簡単ですが水が濁らなくなるまで流木の大きさにもよりますが1~2か月くらいかかります。

えりょ
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簡単だけど時間がかかる!

重曹(水1Lに重曹5g)に入れてアク抜きをすると時短になりますが、アルカリ成分は強くなるので最後に3日位真水につけてアルカリ成分を抜きましょう。

鍋を使って煮沸する

鍋に入る小型の流木限定となってしまいますが、煮沸してアク抜きをするのが短時間で終わらせることができるのでオススメです。

鍋に流木を入れて20分ほど煮沸したら水を変えることを3回ほど繰り返せば流木のアクはだいたい抜くことができます。

えりょ
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しっかり換気扇を回して作業しましょう

流木を煮沸したら真水に2~3日つけてアクが抜けているか確認してください。

重曹(水1Lに重曹5g)に入れてアク抜きをすると時短になるので、おうちに重曹があったら使ってアク抜きをしましょう。

発砲スチロールを使う

鍋に入りきらない大きさの流木は保温性が高い発泡スチロールを使うと、煮沸ができなくても長時間熱湯に入れておくことができるので水につけるよりも早くアク抜きをすることができます。

えりょ
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発泡スチロールはスーパーなどでもらえるよ!

発砲スチロールにお湯+重曹(お湯1Lに対して重曹5g)を入れてそのまま放置してください。

お湯が濁らなくなるまで毎日お湯を取り替えて、濁らなくなってきたらさらに真水に3日位つけておきましょう。

最後は天日干し

アク抜きが完了したら、天日で3日位カラカラになるまで干して下準備完了です。

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不器用な私が実際に作った流木のインテリアをこちらの記事にまとめてみました!よかったら参考にしてみてくださいね。

>>【初心者向け】流木を使ったおしゃれなインテリアの作り方をわかりやすく解説

流木を拾ったら洗浄・アク抜きをしてからDIYを楽しみましょう

海で拾った流木は完全に塩抜きができないので生物が入った水槽などに使うことはできませんが、インテリアや種類によっては多肉植物の寄せ植えに使うことができます。

せっかく作ったインテリアを長く愛用するためにも、しっかり洗浄・あく抜きをしましょう。

海に遊びに行ったときに見つけたステキな流木をいかして、インテリアや多肉植物の寄せ植えを楽しんでくださいね。

流木と相性ピッタリなシーグラスや綺麗な貝も海岸で拾う事ができるので、流木と合わせてインテリアを作ってみてはいかがでしょうか?

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